builderscon tokyo 2016 個人的まとめ

builderscon.io

いってきた。

出会い

YAPC::Asia 2015 に参加したときに主催の牧さんがもしかしたら何かやるかも、ということを言っていたので気になっていた。で、始動したというハナシを聞いて参加させてくださいということで直接メンション送ったりしたっけ。直後に slack team ができたり、参加者がぞくぞく集まったりして最初からお祭り感がすごかった。

medium.com

で、決起集会にも参加して「ああ、これおれもやりたい」と確信して。

ただ、がっつり携わるのは自分自身の時間マネージメントの下手さもあって無理そうだなぁと思ってたんだけど、タイマーを作りたいっていう牧さんのつぶやきを見て、ちょうど React Native やってたしざっと作れるか、と思ってプロトタイプ作って送ったりした。 leko さんが先に Web アプリを作ってたんだけど、うまくバラけて多様性を提供できたようで良かったなあと思ったり。

他にコントリビュートできてなかったので当日スタッフやりたいなあと思って一応立候補はしたんだけど、手を挙げたのがおそすぎたのか落選したのはひみつ。

当日

「知らなかった、を聞く」がまさに体現されていて普段接している領域とはまったく別の畑のハナシが聞けた。

php.ini の愛のあるディス、ゲーム AI の歴史を踏まえた俯瞰的な解説、 Kubernetes を AWS で運用するための知見、 FPGA の可能性をソフトウェア開発者へ届けたという思い、キーボードだって DIY できるという意思、すべてが刺激になった。

一応次の領域はあるていど知っているんだけど、 mattn さんの手にかかると知らないことをしゃべっているかのようだった。 vim 上で動画再生って発想普通出てこないよ。

久しぶりに Koron さんに挨拶できてうれしかったこともあるし、恐れ多くも昼ごはんをご一緒させてもらったのだけど、その横で Dave さん 牧さん mattn さん がハンバーガーほおばってて、 golang をちょっとだけ書いてたこともあって卒倒しそうになった ( 誇張表現があります。

懇親会が別チケットだということに気づいたのが売り切れた後だったので懇親会は参加できなかった。次は気をつけよう。

そして個人的にとてもうれしいことに iOS 版のセッションタイマーたちが頑張ってくれていた。実はまだ iOS 版は諸般の事情があってリリースできていないのだけど、 iOSDC の主催でもある長谷川さんがビルド・運用してくださって目の前で役に立ってる様子がみられてぼかあ満足です。本当にありがとうございました。

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エモいことしか書いてないやばい。

2017

http://2017.tokyo.builderscon.io/

2017 年も開催予定ということでまずはその前に受けた刺激で何か作らないとな !! という感じです。

Long time no see, Vim event !!

VimConf 2015 に参加してきた。

topics

個人的な面白ポイント。

まず git 移行の裏話が面白すぎた。わりと綱渡りだったんだなぁという。そしてまさかの PC トラブルでスライド無しでの発表だったんだけどすらすらと喋ってて場慣れ感が半端なかった。

https://drive.google.com/file/d/0ByQIX4Ls1SHlaGFJamN6bnZiUE0/view

vimブラウザー上で動かすという試みも。デモ以外で何するかというのが難しいところではあるんだけど Emscripten の実用例がこんなに身近にあるとは思わなかった。

https://speakerdeck.com/rhysd/vim-on-browser

Docker 使って botホスティングしてるハナシ。 h2o を使っていたりと新しいものでチャレンジングなことしてるので見入ってしまった。

http://talks.zchee.io/vimconf2015.slide

勉強会運営の経験談。いつになるかわからないけど運営してみたいなぁと思っているので参考にしたい。

http://www.slideshare.net/gu4/5yokohamavim

Lightning Talk

LT だけどこういったイベントではじめて喋ってきた。

rlhelp.vim については前々からあったアイディアだったので誰かすでにやってそうだなーとは思ってたんだけど軽くググった感じだと前例がなかったので思い切って出してみた。発表後にみなさん欲しかったとかアイディアをくれたりしたのであーやっぱりという感じで。よかったよかった。今後の対応はとりあえずで次のことを考えてます。

i18n 対応

'helplang' に準じて補完で出てくるインデックスの言語を切り替える形を考えてる。翻訳についてはまず英語版作ってみてから。

検索しやすい形を模索

こういう形でとりあえずなんとかできないかと思ってる。プロトタイプ作ってみてよければそれでいきますヨー。

https://twitter.com/aomoriringo/status/667985238618865664

インデックス拡充

一番必要なことなんだけどひとりだと速度があがらないので PR 本願。みなさんよろしくおねがいします。

others

unite 対応というハナシもあって、できればしたいんだけどそもそも unite 使ってないので何をどうすればいいのか。まぁそのうち。

Long time no see

vim のイベントには久しぶりに参加したことになるんだけど、前回の参加は第一回 akiba.vim というぐらい前なので本当に久しぶり。

http://www.kaoriya.net/blog/2012/06/16/

今後はできるかぎり参加していこうと思ってる。 Yokohama.vim も行ってみたいなぁ。

Thank you

スタッフのみなさん、発表者のみなさん、主催の @dictav さん、ありがとうございました !!

back to the root through YAPC::Asia 2015

YAPC::Asia 2015 参加してきた。はじめての YAPC だったけどとても充実してた。

http://yapcasia.org/2015/

最近は共有を兼ねて自分メモを全部 Twitter に垂れ流していたんだけど、 blog 書くまでが YAPC::Asia ということなので流儀に従って書く。

前夜祭から通して 3 日間参加。残念ながら気づいたときにはチケットとれなくて懇親会には参加できず。

Larry Wall

1 日目終わった時点でそういえば就職できたのも Perl 知ってたからだし、型なし言語とかハッシュなんかのデータ構造とか Perl で学んだものはその後の基礎になってるし、三大美徳を実践したおかげでコードをそれなりに書けるトレーニングができたしと、お世話になりっぱなしだなぁとふと思い至って。

で、 2 日目にひとが多くてセッションあぶれたときに Larry いないかなーと探してたら普通に会場にいたのでお礼言ってきた。すげーつたない英語で。正直伝わってたかあやしいんだけどこれだけで YAPC::Asia 来たかいあった。

HTTP/2

@kazuho さんと @Jxck_ さん両方のセッション聞いてきた。技術的なポイントについては以前からちょいちょい見てたのでスムーズに入ってきたんだけど、お二方とも教え上手というかポイントがまとまっててわかりやすかったというのが正しいな。

さらにお二方それぞれに「HTTP/2 はいつ普及すると予想していますか ?」という質問をしてきたんだけど、 @kazuho さんが今年の年末には 3 〜 4 割のトラフィックが HTTP/2 に置き換わるんじゃないか ? と答えてくださったのに対して @Jxck_ さんがエコシステムは 2 〜 3 年で整うはず、それ以上はわからないという答えが。

なんでこんな質問をしたかというと通信容量の削減やプライバシーの担保などが要因で個人的に HTTP/2 へ切り替わる方向に世の中シフトすると思っていて、じゃあ実際いつ使えるようになるの ? という疑問があったから。

おれの予想としてはこういうインフラ周りって世の中とてもルーズで、ニュースだら見するとか調べ物するとかの日常生活の範囲でさえも 5 〜 6 年かかるんじゃないかと思っていた。

んだけど、お二方ともそれよりも速いペースでシェアが伸びていくと考えていて、特に講演後 @Jxck_ さんに答えづらい質問をしたことを謝りにいったら、「我々で普及させていきましょう !!」という心強い言葉が出てきたのがとても印象的だった。

ひとつ謝りたいのは、公言させてしまってすみませんということ。「予言の自己成就」という言葉があって、呪いをかけてしまうということがわかっていて質問したのは申し訳ありませんでした。直接言えればよかったんだけど時間がなくてここで。微力ながら個人でも推進していく方向で頑張ってみます。

最後の YAPC::Asia

最後だから Perl に関係ないセッションも募集しているのかと思ったんだけど、 http://builderscon.io/ をみてると実験でもあったのかなと思った。ある程度の縛りやテーマがあるイベントはいっぱいあるけどテーマなしでの大規模な集まりってのが現状日本にないわけで、そこをにらんだ設定だったのかなと。

であれば成功しているなぁと。 2130 にん集まるとか正直すげえよ。

さらにこういう大きな仕掛けが Perl 発というのも感慨深いというか、ページの動的生成も CGI の普及を通して Perl が担った部分が大きかったし、 LL という大枠を決めたのも Perl だったしやけに納得してしまった。

その他雑なまとめ

聴いてきたセッションは次のような感じ。 ほんと Perl 関係ねぇな。

8/20

time track title
19:00 D 言語開発の現場
19:40 E はてなブックマークのトピックページの裏側
20:20 D 我々にできる OSS とそのコミュニティの育てかた

8/21

time track title
09:45 A Opening
10:00 A メリークリスマス !
11:10 C Managing Containers at Scale with CoreOS and Kubernetes
13:10 D HTTP/2 時代のウェブサイト設計
14:20 A Conway's Law of Distributed Work
15:30 D うっかりをなくす技術
16:40 A Lightning Talks Day 1

8/22

time track title
10:00 A Polyglot のための Docker
11:40 B Docker 3 兄弟について
13:10 A Adventures in Refactoring
14:20 C Posture for Engineers
15:30 D HTTP2 時代の Web
16:40 A Lightning Talks Day 2
17:50 A クロージング

表現方法

なにかを表現する最適の方法はその何かによる、という至極当たり前のことに気づいた次第で。化物語を見ていて気がついたんだけどあれアニメに適してない。文字としての情報が多すぎる。くどいというか、消化不良というか、一回見ただけでは中身がわからない。何回か見て楽しむものなんだろうなぁというポジティブな捉え方と一緒に、あー時間ないひとはこれ見ないほうがいいんだなというネガティブな感想が出てきてこういう至極当たり前のことに気づいた。

もともとが小説なんだから文字に最適化されている物語なわけで、いやまぁ世の中には最適化されてない小説もあるんだろうが、このタイトルの場合文字という表現に意味があるんだろうなぁという。原作読んでないんだけど文字だけのカットも多かったし、無理やりアニメ化した感じが拭えてない。演出なのかな。

というところから、おれが何かを言うときにゴリ押しが多いらしいんだけど少し考えてみないとダメかなぁというところまで。基本マッチョだからできない理由がわからないスタンスであることが多いんだけど、融通がきかないらしい。十二分に譲歩してるんだけどなぁ。

わからないことがわからないわけではなく、できない理由がわからないわけでもないので柔軟に対処してるつもりなんだけど、やり方が間違っているといわれることがしばしば。甘すぎたり厳しすぎたりしているらしい。うーん基本上がってもらうというテーマは通しつつ、人を見て対応変えてるんだけど。

最近の音楽

最近ずっと音楽でテンションあげざるを得ないしょっぱい状況が続いているのでついつい Amazon でポチってしまったり。 iTunes は品揃えがアレすぎてどう使えと言うんだ的な。

他にも Square のアレンジアルバムとか出てるだけ買ってたりするけど曲数が多すぎてよくわからんことに。けっこう有名どころもアレンジしてたりするので納得したり驚いたり。

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